棚からぼたん餅

書く人のガス抜き毒抜き殴り書き

テンションあがらない

今朝、通勤で前を走っていたトラックには豚さんが満載にドナドナされていく途中でした。
最近は真夜中から朝方にかけての地震が多いですね。
質の良い安眠をなんていってられません。
夕べも静岡では震度5、大丈夫でしたでしょうか。


牛についてはずいぶんと大きな問題になっています。
豚は?と思いますが、そもそも彼らは稲わらを食べない(らしい)。主に粗飼料なわけですよ。
震災直後はその粗飼料も届かなくて共食いを始めているなんてことも言われていました。
鶏は?彼らは基本屋内でしょうから、管理がきちんとしていれば大丈夫なのでしょうが。
でもでも、餌に含まれるコーン類とかに感染していてそれを食べたら体内被曝じゃないの?
そもそも、震災後、東電の爆発後いったいどれだけの雨が降ったと思ってるのでしょう?


だから、すべてにおいて検査をすればよいのだよ!
国からの説明がないからだとかではなく、とりあえずは自分たちで確認するしかない。
責任うんぬんよりも信頼をいかに落とさないか、だろうと思う。
国はすぐに都道府県に通達出すけれど、通達出すくらいならこれやれよという材料やら資材を提供しろって話です。
放射能測定器が足りないなら補給するくらいの。
専門家だって多いんでしょうから各都道府県、問題になっている関東以北に派遣すりゃいいんです。
対応が鈍いし、足りないと思います。


某和牛畜産牧場の営業停止のニュースは昨日の午後飛び込んできたり、我が岩手県でも和牛の出荷停止命令が下されました。
なんだろう。もっともっと対策は取れただろうに。
これに尽きる気がします。
震災から約5か月が過ぎようとしているのに、被災地よりも放射能漏れであんなに騒がれていたのに、なぜ対策が遅れる?
出荷停止による流通のストップがどれだけ日本の畜産に影響を及ぼすのだろうか。
怖い話です。
うちは産業動物診療もしていますから、まったくの他人事ではありません。
むしろ農家さんの利益を守る立場にいるはずですからね。
我が家にも和牛が親子で2頭いますし、肉大好き一家ですしね。
でも県の対策会議には獣医師会の名前はありませんでしたけどね。
あれ、獣医師の立場ってなんだ?
今回の体内被曝で問題になったのは肥育農家さん。
子牛市場で300日前後の子牛を購入し、時期が来るまでつまりは「と殺」し、枝肉にするまでの農家さんです。
うちはその前段階の子牛を生産、人工授精から始まり、繁殖障害を起こしている牝牛には治療を施し、子牛が大きく立派に成長して無事に出荷できるまでのお手伝いを主にしているわけです。
出荷停止ということは、肉になれない牛を作るどころか子牛生産にまで影響を及ぼす。
子牛を作れないということは牝牛事態も空胎期間、つまりは妊娠しない期間を作ってしまうわけでのちの繁殖に大きな影響を及ぼす。
悪循環のループが待っているわけです。
今回の大規模農場の営業停止だって大きな影響があるでしょうし、何よりお金が回らなくなれば景気も悪化する。
秋になればお米についても問題がいろいろとでてくるだろうし。稲わらではなくお米そのものについてもね、心配は募ります。
どうなんるんだろう、日本は。
漠然とした不安がさらに大きくなっていくばかりです。


書いていて、凹んでくるな(^_^;)
なので。明日は妹1号と二人で『ハリポタ』観てきます。
ついに、ですよーヾ(*ΦωΦ)ノ ヒャッホゥ
どうやら終始真っ暗らしいので携帯電話の電源はしっかりと切って、鑑賞に臨みたいと思います。


これから来客です。
帰宅するのにはもう少しかかるかなー・・・帰って寝たい。