棚からぼたん餅

書く人のガス抜き毒抜き殴り書き

4月も終わりですね。

なんとも慌しく日々が過ぎていく。
しかも、例年4月に行っている業務が来月にずれ込んでいるから何とも気持ちが落ち着かないし、仕事も進んでいない気がしてイライラしたりするわけですが。
ま、その辺はいつもどおりに一息吐いてみることにして、一応今年は連休らしい連休になりそうなのでそちらを楽しむことに専念することにしました。


その大型連休。
全国的には旅行とかレジャーに関しては自粛ムードですよね。
そして被災地のボランティアツアーが受けてるとかニュース聞いてそれはどうなの〜?と思ったりするのですが。
ほとんどの方が善意で起こそうとしている行動であることはよくわかる。
けれども実際は、行政がなかなか美味く機能しない中で、外部から来られた方の「安全性」を守れるかといえば、決してそうではないと思います。
宮城ではボランティア募集を一時中断せねばならないほどだそうで、どうしてそんな事態にならなければならないのか。
それに現在、沿岸を通る大きな国道である45号線を一部では通行止めにしているそうで、被災地から内陸へ帰ってくる、逆に被災地向かう道路が始終渋滞を起こしているために、物資やら支援を運ぶのにどうも妨げになってしまっているようです。
確かに、ここ1〜2週間で一般車の往来が半端なく増えたような気がします。
つい半月前までは自衛隊や警察車両が多く目に付きましたが今はとにかく県内はもとより、県外ナンバーの多いこと。
普通に走っていても慣れない道路なのでしょう、突拍子もない行動に出て危うく交通事故に繋がるような運転をされる方もいる始末。
地元人としてはとにかく怖いです。
通常の盆正月、大型連休でもこんなことはないのにと思ってしまうほどに。


まずはボランティアとして行動をというのではなく、今現地で一体何が必要なのかを調べてから行動に移されてはどうでしょうか?
被災地では燃料が決して豊富ではありません。
だから被災地へ入る前の近隣市町村のガソリンスタンドはやはり混んでいます。
道路も田舎道、山道の片側一斜線で狭いです。
ゆとりと思いやりを忘れずに走ってください。
無謀な運転、自分勝手な運転は大きな事故につながります。
善意が嫌な形で残るのだけは避けてほしいと思います。


最近、こんなことばかり書いていたりつぶやいているような気もするけれど、現実、目に余ることがちょっと増えているような気がしてならないのです。
誰もが頑張っているので、誰が悪いとはいえないと思うんです。
(犯罪はまったくの別次元ですが)
ただ、きちんと統率し、これ以上治安が悪くならないように纏めるトップが必要なのでしょう。
市町村を管理するのは県、県に指示を出すのは国なのだから。
原発を第一にするのももっともですが、それでも人はたくさんいると思うんです、動ける人たちが。
その人たちが県に命令、市町村に命令するのではなく、きちんと現状を把握しどうしたらよいのかを協議し、生かして欲しい。
被災地行政の足りない職員の補充は、市町村同士で県から国からは派遣されている様子はニュースにはなりませんが、実際はやはり横での連携からしか取れないものなのでしょうか?
使いどころはたくさんあると思うのですが、どうも動きが鈍いような気がします。
首相を下ろしを画策する前にこの事態をどうにかするのが第一党としての役目ではないの?民主党さん。
前首相、前代表が結託しているようですが。
その前代表、先日岩手入りしたようですが県庁どまりで被災地へは一切足を向けませんでしたけど。
一体、あの人は何者なのでしょう?何をしにきたのでしょう?
不愉快極まりないです。


まぁ、政治的な文句はいくつも出てくる。生活が決して楽にはならないからね。
どうしても出てしまうんでしょうね。
大型連休の話に戻りますが。
私は両親と妹家族とともに北海道へ里帰りしてきます。
母方の祖母見舞いですね。1月に骨盤骨折をして現在は施設生活をしているのでその辺の話をちらほらとしてくる予定です。
何をこの時期にと思われるかもしれません。
帰省たって結局は旅行じゃねーの?といわれるかもしれない。
自粛ムードとはまった逆行するわけですからね。
でも、思うんです。
私以上に父が震災から今までずっと、対策本部として動きっぱなしなんです。
問題は確かにたくさんありますが、動物救護に関してはどの被災した県よりも順調に動けていると思うんです。
だからとは言いませんが、少しは現場を離れることが必要なのだと。
携帯電話、固定電話がなると父の顔が歪むんです。
ああ、疲れているのだなと思う。
現場から離れ、少し遠い場所にいたほうが見も心もリフレッシュできると私は思っています。
そんなのズルイんじゃないのかと思われるかもしれませんが、実際、誰よりも対策本部で動いてきました。
許されると思っています。
現場と本部の事務方の間に挟まって頑張ってきたんです。
3日くらいいいじゃないか。
そう、私は言い聞かせて北海道へ連れて行きたいと思います。
対策本部へ出向する人間には代わりはあると思いますが、私の父に代えはいないのですから。


ということで、2日の晩より留守にいたしますよー(ノ^∇^)ノ