棚からぼたん餅

書く人のガス抜き毒抜き殴り書き

 雪組「ロマンス・ド・パリ」「レ・コラージュ」

休みました、お仕事(平謝・汗)ぼーっとみてました、はい。

まずは。
スミレさん(春野寿美礼)お誕生日おめでとう♪素敵な1年となりますように☆彡

話を戻して。
えーっと、BS初放送だということで、私もこの公演も現雪トップコンビも未見だったんで楽しみにしておりましたの。

正塚先生お芝居と三木先生のショー。全体的な印象として、“踊れる”トップコンビだけに芝居でもショーでもやたらと、踊っている。踊りまくっている。このトップコンビを見ていて、つくづく職人さんだなぁって思ったんですがね。流れるようなダンスはみていて唸ってしまうし、なんだか懐かしい感じがしました。
ノルユリ思い出しちゃったなぁ(シミジミ)流麗、まさにぴったしです。

でもなぁ。今日はどっちかっつうと、不満のほうが大きいんですよねぇ。お芝居自体、正塚テイストでらしいんですが、なにぶんあれ?ってなほどの肩透かしを食らった気がします。ある国で起こったクーデターを主とした、その国の王女様と手助けをする敏腕な事業家(でいいのか?)の最終的には恋の物語(難解)で、や、なんか、お話が飛んじゃってるつうか、クーデターのお話も深刻に進むのかと思いきや、中盤でハッピーに終わり、そこからはヴァンサン(朝海ひかる)とナディア(舞風りら)の微妙且つ絶妙な恋愛模様の展開でもう、真ん中を境にぶつっとお話が分かれちゃって。ピリッと香辛料が効いているっていうのは正塚お芝居のいいところといえばいいところなんですが何分、ここまでお話がわかれちゃうと見ているこちらとしては気持ちを何処にもっていっていいのかわっかんなくなっちゃうのも、正直なところなんですよ。私としては、もっとクーデター話と平行に恋愛話があってもよかったんじゃなかろうかと思いまする。だからねぇ、なんだか踊りっぱなしっていうのがね、後半は特にむやみに長ったらしく感じたのもまた然りなんですよ(爆爆)それに主要人物が偏りすぎです。組子は80人にるんだもん、もっと使ってあげようよぉぉ!!(叫)「ローマの休日」ばりのラストと結局二人は気持ちを通じ合わせたまま、再び互いの現実の中で生きていくっていう(ハッピーエンドといえばハッピーエンド)のも、いいっちゃぁ、いいんですが・・(ぶつぶつ・・)来月、ハイビジョンのほうでもう一度放送があるようなので、もう少しじっくりと見ようと思います。

ヴァンサン(朝海ひかる):コム男さん・・格好イイナぁ。後半のナディアとのデートシーンでのコム男さんにはベタ惚れ。(惚れたのか!(笑))全体を通してスーツのお衣装も似合っていて、私としてはそんなんで踊られたら嬉しくてたまりません(スーツモノに弱い)ナディアに惚れていく過程が見えにくいのは残念でした。
ナディア(舞風りら):昨日も書きましたが、まーちゃんの落ち着いた声好きですね。掠れた感じもありますけど、歌もきつそうな部分が抜けてきたし。手足が長くて細くて、ダンスも流麗。あー、ユリちゃん(星奈優里)を思い出す。民族衣装も黒髪も、少し濃い肌色も似合っておりました。笑顔がやっぱり似合う。
ラシッド(樹里咲穂):最初、いい人なの?悪い人なの?って感じで。髭もスーツも似合ってたんだけどなにぶん、出番が少ない上によくわかんなくて、勿体無かったなぁ。
ムジャヒド(貴城けい):樹里ちゃん同様、えー???と唸ってしまった感じ。ただの広報官ですからって、本当にただいる感じがして勿体無い。「追憶ー」の時のようなかしちゃんだったらよかったのになぁと。何故悪で見ようとするんだ、私・・(爆)
ディディエ(壮一帆):えりたんが悪ですか?うそん・・(笑)みえないところがやはり此の方の爽やかさ所以でしょう。悪いこと企んでも最終的にはやっぱり成し得なさそうだったもんなぁ。私はてっきりヴァンサンと兄弟なのはディディエだと思ってたんです(爆)わかりにくかった・・・。
パトリシア(白羽ゆり):しっとりとキレイな佇まいですね、相変わらず。いうなればヴァンサンの腹違いの姉ということになるんですが、私はずっと妹だと信じて止まなかったんだけど、違いましたね。解り辛いよ、正塚先生!しかし、このお話を解決に持っていってくれたのはこのパトリシアですよね。ヴァンサンを、ディディエを、そして亡くなっちゃうお父様をそれぞれを愛している結果招くものだし、ディディエをしっかりと愛していますっていうのが伝わって、なんだかここだけ世界が違ったな。むしろ宝塚っぽかった。

・組長(飛鳥裕)&副組長(灯奈美)、このたびご夫妻です。
・ヴァンサン&パトリシア姉弟のパパ、シルヴァン氏。最初誰やねんと思いながらみていて、名前を見てびっくり。チー坊さん?!かよっ。真っ白な頭に髭。あれじゃ誰だかわかんないし、なんでこんな老け役ぅ・・。そのあとは楽しそうに色んなところで踊ってました。
・ヴァンサン経営のクラブの支配人夫妻。ハマコ(未来優希)&まこちゃん(有沙美帆)、うん、夫妻に見えた。なんだかとても新鮮。でもいきなり、金のマイクもって歌いだす夫に、地下に潜る気満々の妻。何気にツボりました(笑)あれは絶対ギャグだよ(爆)
・女役さん方、活躍の場が少のう御座いました(残念っ!)
・あみちゃん(愛耀子)のアティファ、色濃く残りました。ムジャヒド氏を尻にひくあたり面白い。

えーっと、記憶が薄れてきました(笑)今度はしっかりビデオに撮りますので(笑)

ショーのほうは・・これも前述どおりに、とりあえずトップの二人が踊りまくってましたよ。オープニング、まっピンクのチュチュにトゥシューズのまーちゃんが可愛くて。しかしながら黄→赤→青→緑(あってるかな?)の色と音楽の移り変わりしかり、全体的に本当に「コラージュ」な感じで(苦笑)つながりがねぇよって思わず呟いちゃったしねぇ(汗)各々のシーンをつながりを関係なくそこだけ楽しむっていう概念に切り替えました(爆)記憶が薄いので残っていることだけ。

・まーちゃんの白ネグリジェから真っ赤なドレスに変身シーン、再びユリちゃんを思い出した。真っ赤な靴はかせてもらっちゃってるし。
・桂ちゃん(音月桂)、何を持ち出すのかと思ったらスタンドマイクだった。
・かしちゃん、白お似合い〜。やっぱりこの人・・鬼畜(爆)いづるん(天勢いづる)の腕の細さには慌てます。(折れそうなんだもん)
・えーっと・・コム男さんの金のロン毛は、ゼウスと関係ありますか(違)
・樹里ちゃんを真ん中に男役がずらっと黒スーツに白シャツ。食い入るように見たのはやはりチー坊さん。だめだ、ツボ押されまくり(危険)
・「記憶のコラージュ」はパッサージュでしたねぇ。あのテイストがたまりませんなぁ。クラシカルな感じが大好き。
・このシーンのまーちゃんのうなじ、誰よりもすっきりときれいなので釘付けになりました。
・コム男さんが、ジャケット脱いで投げ捨て、蝶ネクタイを外して回る盆の上で一人で踊る。やっぱり惚れそう・・・(笑)
・えーっと、あのロケットは熱帯魚だって認識でいいんでしょうか?(おぃ
・かなりテンポが速い黒燕尾のシーン、やっぱり燕尾はいい。本日は真珠付き。星組思い出しました(=「パッションブルー」)
・となみちゃんキレイだしねぇ。黒のお衣装も似合ってました。
・黒の中から現れた真っ白な真珠?(でいいのかな?)トップコンビのデュエットダンス。ノルユリ〜〜〜(ぇ?)
・エトワールは誰じゃ?と思ったらかしちゃんでした。笑顔全開。

これは三木先生のショーだなと納得したショーでした。それなりに楽しめたのですが、やっぱりいつも以上に「コラージュ」(=切り貼り)過ぎて・・。嵌まるときは嵌まるんだけどなぁ・・(苦笑)

明日は宙組です。1つの疑問として、なんで月組がないのだろうか(爆)