棚からぼたん餅

書く人のガス抜き毒抜き殴り書き

 ウィーン版『エリザベート』

DVDが発売になると聞いていた時点で、どっかで直輸入とかしないかしら?などとずぼらなことを思っていたら、されました(笑)

まずは宝塚アンさんの方で。商品も中古品もどちらも品切れ状態。
しかもPCでの再生のみという条件付で躊躇っていたところに、TCAさんでの発売。
しかも普通に再生できるらしい。
しかも、普通の宝塚の映像商品よりも安い!※ここがミソ
数量限定なんてかかれるとなにがなんでも、この機会に買わねば!となるわけです。

即日購入ですよ(笑)

確かトピックに最初にあがったときには通常再生云々とは書かれていなかったように思いますが、
買ってしまったものは仕方がない。再生できなくてもいずれ再生できる機器が我が家にくれば…
とずいぶんと相変わらず、ずぼらに思ったもんですが、数時間後には通常の再生機器で再生できますと書かれてました。
ホッとした…(笑)

以下長いので閉じます(笑)


数日後、届いて早速PCで再生。
(EPSONで、再生ソフトは「InterVideoWinDVD」)
その後、SHARPの再生プレーヤー、レコーダー、LGの再生プレーヤーでは再生可能でした。
音声の途切れや映像の乱れ、再生不能というようなトラブルも出ていたようですが
幸い、私のはそんなこともなく再生できました。
(販売元さんしっかりしましょう。寒いんだからディスクも扱いようによっては逝かれますからねぇ)
両面再生方式で一幕と二幕ではディスクをひっくり返さなければならないという手間はあるものの、
時間はあっちゅう間で、面白かった…。
宝塚版しか知らないのもあるのですが、すごくテンポがあってしかも早い。
場面転換の速さについていくのに必死。
字幕がないせいかもしれませんがとにかく映像で理解しようとしているので
力を入れてみてるかもしれない・・・(笑)
多少解釈の違いかなと思う場面もあったりしましたが、
宝塚はより丁寧に美しく場面が転換されていることもわかりました。
ヅカ版は綺麗だもん、どんなシーンも・・・。
まぁ、役者さんや人数など違ってきますので比較するのもあれですけれども。
この違いがなかなか面白かったりします。

美しく強くそして、脆いシシィ。
俺様ロッケンローラートート。
すっげぇ臆病なのになぜか格好いいルキーニ。
見事に印象に残らないフランツ。
なぜクルクルヘアーなのか難解なルドルフ(笑)
怖さというよりもキュートな感じがしたゾフィー
ちょっと存在の薄いマックスパパ。
ヅカ版と対して差のなかったルドヴィカ。
なんて芸達者な少年ルドルフ。トーっても綺麗なボーイソプラノでした。
なんだか怖くなかったリヒテンシュタインさん。むしろ楽しく優しい方でした(笑)

主要な人物以外のキャストはみなさんそれぞれで演じてらっしゃって
大司教様、ミルクのシーンで怒ってた(笑))
探すのもなかなか楽しかったり。
舞台装置を是でもかというほど使っていて迫力満点でした。

後半、二幕のシシィの独唱、ルドルフの“僕は〜”、そして夜のボート。
この3曲は見ていて自然と涙が出ました。歌で泣くって久しぶりで、
すごく胸の詰まる思いがしましたねぇ…実際なんで泣いているのかよくわからなかったんですが(爆)

しばらくはこのDVDは手放せそうにありません。
久しぶりにいい買い物したなぁ…。ヅカ商品もこのくらいの値段ならもっと買うんだけど(自爆)

そういえば今日のトピックで映像商品をほぼDVD化するとありました。
そんな時代ですか。確かに映像の劣化たるや雲泥の差ですからね。

でも、ほんと、もう少し購入しやすい金額にしませんか?(自爆)